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僧侶の女色についての本
著者が当惑するほど僧の性についての資料に
男色エピソード多かったそうです
禁欲を守ろうとしてむしろ性欲暴走して女性と子供を犠牲にして
結果やっぱ人間に禁欲は無理だと諦めた、みたいな内容でした
十一代目團十郎さんが女方の役者さんと「不思議な関係」で、
ラブラブだった当時、二階に女方さんが住んでて、
その下に團十郎さんと奥さんが住んでた、とか、
團十郎さんの息子さんから見ても女方さんが親父に惚れてるのが感じられ、
女方さんが一度結婚はしたけど体裁のためで、
ずっとお茶を飲まず白湯しか飲まなかったのは来世で一緒になれるよう
願掛けであったことなど、ノンフィクション作家さんが書かれていて胸熱でした!
童行(ずいなん)=喝食の手前、は厳しい修行&雑務で忙しく、
稚児同様、僧徒達の恋愛対象となったが、兄弟子の夜伽も免れなかった。
「孤立集団が外界から遮断される場合そこで陰花のような男色の性を咲かせる…。」
未発育な者と発育盛りの者が同居する集団ではとりわけて、この「性」の宴は活発化する。
一休さんと同じ童行、喝食を経験した筆者が書いているので、説得力半端ない!
先輩に自慰を教えられたエピソードなどかなり詳細。
室町時代、人買いに買われた男子は貴族、武家の玩童として売られた、など。
無論寺にもですよね。あとは『狂雲集』の美少年礼賛詩など
中等学校寄宿舎研究広島高等師範学校教育研究会 (編集)(1908)
旧制中学校寄宿舎で舎監が「男色厳禁」を
通知したところ。学生達が猛反対…
薩摩の美少年物語「賤のをだまき」について
実話ではないかという、西郷さんの稚児をめぐる三島章道の小説「よか稚児の死」の内容が
詳しく書いてあります
ヴアージニアウルフの「オルランドー」
中国の「花郎」、絵巻や能作品、美少年に関するよもやま話
醍醐寺で『稚児之草子』をご覧になったらしい
ひらがな日本美術史2/橋本治
「まざまざと肉体であるようなもの」の項、
醍醐寺の稚児草紙の写しがカラーで数点紹介され
そこに描かれる稚児のガタイの良いことにつっこみが…
地獄絵を読む/渋澤龍彦
「衆合地獄」の中に男色関係で他を苦しめた罪人が裁かれてますが
愛しい男に抱きつくと体がばらばらになったり尻に油注がれてたり
大変なことになってます
境界からの発想/長谷川政春
能は生きている/林望
「鞍馬天狗の同性愛について考える」の章において
稚児牛若と天狗との出会いと別れを描く『鞍馬天狗』の
口語訳がわかりやすいです
最強!侍伝説 別冊宝島512
男の本当の恋愛の相手は男だ!と、
侍の日常を紹介する頁で断言
姿としぐさの中世史/黒田日出男
「女か稚児か」の章で絵巻物に登場する稚児の装束などについて女との見分け方を真剣に…
「法然上人絵伝」の、聴聞中僧侶が背後から稚児の髪を手に取ってる図が笑えます。
宴の身体/松岡心平
『稚児潅頂』の儀式の詳しい記述があります
「稚児の中世」「慈童説話」「世阿弥の身体」「稚児の身体」
世阿弥の能/堂本正樹
美少年アイドルとして出発した世阿弥の能作品解説
衆道関係多数
ナルシスムという単語が百回くらい出てきました。
本朝美少年録/實吉達郎 選者/絹様
連載中からJUNEで毎号読むのを楽しみにしていました。
もともと興味はあったものの、どうやって文献を探せば良いかもわからなかった私が、
衆道に関していろいろと知る事ができたのは實吉先生のお蔭です。「美少年は女なんかで汚されてはならない、
美少年は男性に愛されてこそ」だとする先生の持論には感銘を受けました。
異形者の力/松田修
『歴史はいかがわしい』(←帯コピーより!)小さく美しいものはそのままに強い者であった…、義経始め僧坊、武家などの少年賛美について
翁童信仰 /鎌田東二編
古来より日本人は幼き者を神としてきた…
宗教史、民俗学、歴史学研究者必備の書、らしいけど
『AKIRA』『ナウシカ』まで引き合いに出てきました
下等百科辞典/尾佐竹猛
衆道について何故か他の項目の比較にならぬ頁が割かれています(おかまの頁)
旧約聖書における男色の起源、西洋文人の男色家、中国の男色、戦国~江戸の男色模様など、
とっても難しい文語で書かれてました
武士道の考察
会津藩の記録
藩の若者達が稽古帰りの少年を襲って拉致し
性的暴行を加える事件が頻繁に起きたことなど
野郎文反古
陰間などが贔屓の客に書き送る手紙の見本集
初枕を交わした翌朝に書く文
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